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1月中旬、東京藝術大学の先端芸術表現科の卒業作品展がBankART Studio NYKで
開かれました。(藝大先端2011のサイトから出展した作家各々のプロフィール、過去の作品を見ることができます。→) 佐藤悠 | SATO, Yu 膨張と収縮を繰り返すバルーンを使って作品を制作しています。終わりと始まりを繰り返す子供部屋。その中で繰り広げられる児戯の様な出来事を作品にしています。 岡田洋坪 | OKADA, Yohei 「悪戯」について、人、モノ、事、感情、またはその関係、それぞれに対して思い描く悪戯的な観念を様々なメディアや素材で作品化しています。 修了制作では喪失感を主題に、没頭し頭が空っぽになった人間のまぬけなさまを彫刻化します。 松田唯 | MATSUDA, Yui 布を使って制作しています。作品は、おもに人が纏うものです。地図や建物をモチーフにしたり、服とは一見かけ離れた要素を用いて作っています。一般的な洋服に近いものではなく、人が着ることによって面白いテクスチャーが見えてくるオブジェのような作品が多いです。→ 田中一平 | TANAKA, Ippei 一見、予測がつきそうだが、その予測を裏切るようなイレギュラーな動きをするものに人は目を奪われ、見入ってしまう。予測の範囲を超えて作用する事象に、人の注意を向かわせる根源的な要因があると考える。人の予測を超えた、計ることの出来ないランダムな現象をつくり、キネテッィクな表現を用いて、作品を組み立てる。→ 馬替夏美 | MAGAE, Natsumi 部屋の機能について考えている。部屋には内と外の関係性、見慣れたものに対する安心感と不安感の関係性がある。私は部屋に投影される人間の精神構造を探りたいと思っている 作者の馬替さんが放課後LIBRARYに立ち寄られ、「部屋」の持つ安心感と不安感について 話を少し聴く。シリーズ作品を経年で見て行くとよりコンセプトへ入り込んでいけそう。 → ↑2010 fading substance (room)より2点 実物は見ていないのですが、この作品はなんだか引かれます。
by esmosbookstack
| 2011-02-08 15:53
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